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学長メッセージ

様々な行事や発行物等を通して、本学の学長?堀 啓二が発信している数々のメッセージ。
どうぞご高覧ください。


「リーダーシップの共立」

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。
 皆さんが数ある大学?短期大学から、本学を選ばれたことに感謝します。皆さんに共立で身につけ経験してほしいことが4つあります。
 第1は「リーダーシップの共立」です。これは、本学の全ての教育の要としてリーダーシップ教育を置くという教育の基本的な姿勢を示します。本学が開発?育成するリーダーシップを「共立リーダーシップ」と名づけ、『みずからを恃(たの)み「自立」し、「友愛」により他者と協働して目標達成を目指す力』と意味づけしました。ここでいうリーダーシップはトップダウン型ではなく、相互支援型のものです。前半は、建学の精神である「女性の自立と自活」によります。後半は、「誠実 勤勉 友愛」という本学の校訓に根差した言葉です。グループワークなどで目標を明確に掲げ共有した上で、他者との相互支援関係を作ることで、目標達成に近づいていく能力です。皆さんが入学後に全学共通教育科目、専門科目の正課、正課外教育の中で培われていくものです。正課外活動としてサークル活動、委員会活動、社会連携活動なども共立リーダーシップの力をつける学びです。
 第2は、「縁」をつくることです。本学は教職員と学生との距離が近い支援を教育の基本としています。これは担任(アカデミック?アドバイザー)や助手制度によるきめ細かな学修支援です。この支援や共立リーダーシップのグループワークなどでさまざま人と出会います。この出会いが縁となり将来の財産になります。
 第3は「自分が選択した分野を好きになりやり続ける」ことです。皆さんも好きなことはあると思います。好きなことは自ら率先して行い続けられると思います。大学?短大では、高校までの「??を教わる」という受け身的な学習から、「??を学ぶ」という自ら課題を見つけて学ぶ主体的な態度が求められます。そのためには自分が学ぶ分野を好きになることが一番です。「才能というのはね、能力のことじゃないんだ。どうしてもやめられない性格のことなんだよ」という日本語学者の金田一秀穂さんが述べた言葉があります。これは金田一秀穂さんが卒論の指導教授に自分は「研究者に向いているでしょうか。才能あるでしょうか」。と尋ねたそうです。指導教員の作家加賀乙彦(小木貞孝教授)は「わからない」と言ってから、述べた言葉です。これはスポーツ選手にもいえます。スポーツ選手は基本を何度も繰り返し世界で活躍しています。繰り返すことによってスキルは確実に上がります。皆さんも設定した分野、目標を好きになってやり続けてください。
 第4は「地域環境」です。本学がある神保町には様々な「学び」があります。古本屋街などの世界一の「本の街」、明治大学、日本大学、専修大学、共立女子大学などの「大学の街」、中華、カレー、コーヒー、ワイン(テラススクエア屋上農園、ワイン醸造)などの「食の街」、お茶の水周辺の楽器店などの「音楽の街」、スポーツ用洋品店などの「スポーツの街」そして、昔の面影が残る「街」など様々な「学び-知恵-」に溢れています。ぜひ神保町を堪能してください。
 皆さんが進む分野と街を好きになって楽しく学べることを祈念します。

共立女子大学?共立女子短期大学
学長 堀 啓二